コーヒーが凄い ! ポリフェノールが凄い !

心だけでなくカラダも癒すコヒー!

豊富に含まれるポリフェノールが動脈硬化を防ぐ効果が期待される。
赤ワインやココアなどに含まれているポリフェノールがコーヒーにも赤ワインと同等位の
量のポリフェノールが含まれていることが分かった。

一日の食生活の中で、仕事の合間や食後に飲むコーヒーから最も多くのポリフェノールが
摂取されていることが、ポリフェノール研究の大学院として知られている、お茶の水女子
大大学院の調査で研究データが発表されています。

 

飲み物100ミリリットル当たりに含まれるポリフェノールの量は、赤ワインが濃さに
よって150~300ミリグラムで平均すると230ミリグラムです。対してコーヒーは
200ミリグラムのポリフェノールが含まれ、緑茶は115ミリグラム前後と少ない。

 

女子大では9000人を対象にした飲み物による摂取調査や109人を抽出した詳細な
調査からポリフェノール摂取量を調べたところ一日にとるポリフェノールのうち8割が
飲み物からで、食べ物からは2割摂取していることが分かった。

コヒーに含まれる、ポリフェノールとは!?

ポリフェノールは7000種以上あると言われています。
ポリフェノールとは植物が自身を酸化から守るために、また、子孫を残すために種子や
紫外線による酸化によるダメージから守る必要がある葉に、多く含まれています。

 

が、種類によってそれぞれ、作用が異なっています。赤ワインの赤色「アントシアニン」や
緑茶の「カテキン」チョコレートの「カカオポリフェノール」また大豆の「イソフラボン」
ウコンの黄色い色素「クルクルミン」など全てポリフェノールの仲間です。

 

中でも、赤ワインの次にポリフェノールが多いのがコーヒーに含まれている。
「クロロゲン酸類」もポリフェノールの一種です。コーヒーと言えばカフェインが
思い出されますが、ポリフェノールの方が多く含まれているのです。

 

植物が作り出すポリフェノールのような酸化から自身を守る働きがある物質を、
抗酸化作用を持っていると言う。この物質のことを「抗酸化物質」と言われています。
この「抗酸化物質」が人間のカラダの老化(酸化)を防いでくれるのです。

カラダの“酸化(老化)”するのを防ぐポリフェノール!

つまり、ポリフェノールは『抗酸化物質』であり人間のカラダの酸化を防ぐ働きがあります。
『酸化』とは、金属が“錆びる”のと同じで、人間も年齢を重ねるごとに“錆びる”(老化)
しているのですが、この酸化“錆びる”のを防ぐ働きがあるのです

 

さらに、飲み物から摂取しているポリフェノールの半分がコーヒ-からの摂取であることが
分かった。つまり、コーヒーを飲んでいる人が多いことが判明し、「日本人がこんなに
コーヒーを飲んでいることに驚いた」
とお茶水大学院では語っています。

コヒーを飲むほど脳卒中や肝臓疾患や肝臓ガンのリスクが低下させる!

食後や仕事の休憩時間のティータイムは、慌ただしい毎日の中でもホッ~とできる時間です。
このリラックスする時間に、コーヒーやお茶を楽しむことは心身共にリラックスさせ、
脳卒中の予防にも役立っています。コーヒー、紅茶、緑茶を飲む習慣がカラダを守る。

 

コーヒー、紅茶、緑茶などを飲む習慣が脳卒中を低下させることを示す、研究結果が報告
されました。8万人以上の女性を24年間も追跡したデータを分析した結果が報告されました。
その内容は、1日に2~3杯のコーヒーを飲む人と、ほとんど飲まない人と比べて
脳卒中になるリスクが2割減少することが、分かりました。

 

一週間に5~7杯でも飲むとリスクは12パーセント低下と報告あり、カフェイン抜きの
コーヒーでも、脳卒中の予防効果があることも報告された。『この効果はコーヒーに含まれる、
どの成分によるものなのか、明らかではありませんが!カフェイン以外のポリフェノ
ル類が
良い効果をもたらしているようです』
とこの研究を行ったハーバード大学医学部
の教授は語っています。

コーヒーと死亡リスクとの関係は世界中で研究発表が相次ぎ、多くのコホート研究をまとめた
分析が行われています。この発表には日本人9万人を対象にした研究も含まれています。
その研究の中に、コーヒーを1日3~4杯飲んでいる人は、まったく飲まない人に比べると
死亡リスクが24%低いことが報告されています。

 

ヨーロッパからも、発表されています。ヨーロッパ10ヵ国52万人を対象にコーヒーと
死亡との関連について16年間の長期にわたる調査でも、コーヒーを飲むことにより
死亡リスクを低下させることが報告されています。

 

この研究で、死亡理由が・肝臓疾患・肝臓がんによる死亡理由で、コーヒーを最も多く飲む
グループでは、まったく飲まないグループと比較して、下記の数値が発表されました。

▼肝臓疾患よる脂肪リスクが約80%と低い。

▼肝臓がんによる死亡リスクが約44%低い。
  と発表された。コーヒーと肝臓の健康との関係に対しては様々な研究発表が
  報告されています。

▼国立がん研究センターによる「ガンのリスク・予防要因評価一覧」では、
    肝臓ガンのリスクを『確実に下げる』と発信!確実と「ネン」を押しています。

▼日本人9万人を対象としたコホート研究では!
    コーヒーを飲むのが多い人ほど肝がんのリスクが低下し、一日に3~4杯飲む人は、
   全く飲まない0杯の人に比べて52%も肝がんリスクが低くなる。との報告があります。

コーヒーを飲むことでお肌のシミが格段に減る!?

女性の大敵、肌のシミでお悩みのあなたに、ポリフェノールがたっぷり含まれるコーヒーを
お勧め致します。ポリフェノールが活性酸素からシミや老化を防いでくれます。

 

30~60歳女性131人を対象に、コーヒーを1日3杯分となる900mg以上飲む人は
200mg未満の人に比べて、シミが少なく、肌の潤いも良いと言う結果が出たと
お茶の水大学院での調査結果を発表した。

 

しかし、ポリフェノールはカラダに貯めることが出来ないため、2~3時間おきに補給
することが大事です。ポリフェノールの働きは2時間位で4時間後には効果がなくなります。
1日に3~4杯位飲むのがベストです。コーヒーをはじめ緑茶などこまめに補給しましょう。

コーヒーの1日の必要摂取量は1000ミリグラム~1500ミリグラム!?

ポリフェノールの一日の摂取量は、まだはっきりしていませんが、生活習慣病予防などの
健康効果を得るには、1日で摂取する量は200ミリグラム~500ミリグラムを毎日何回かに
分けて摂取するとよいと言われています。

 

お茶の水大学院で、これまで調査で使った基準は(1日当たり1000ミリグラム~1500ミリグラム)で考えるとコーヒーなら5杯、緑茶なら10杯で必要量を摂取できると言う
データが取れたとお茶の水大学院では語っている。

 

気分転換したり、気持ちを落ち着かせるために飲むコーヒーが精神的なことだけでなくカラダの健康にも大きな効果があることがお茶の水大学院の調査で分かった。体内に摂取された
ポリフェノールの働きは2時間くらいで4時間後には効果がなくなってしまいます。