新年を祝う和菓子「花びら餅」長寿を願う縁起物!

新年の縁起物として平安時代から食べられてきた歴史ある和菓子「花びら餅」というお菓子が
あります。白あんに中に入っているのはなんとゴボウ!和菓子にごぼう、とイメージが浮かびま
せんが!「花びら餅」とは通称の名前、正式名は「菱葩餅(ひしはなびらもち)」と言います。

                                        (写真の出典は全て公式サイトより)

▲歯固めの儀式とは!

平安時代の宮中で「歯固めの儀式」と言う新年の行事があり、新しい年の始まりに固いものを
食べて、歯を丈夫にして、長寿を願うという意味が込められていました。平安時代には
赤い菱餅(ひしもち)の上に猪肉、大根、瓜。押鮎(おしあゆ)などを乗せて包んでいました。

 

が、時代が進むにつれて。簡略化され、ゴボウだけを使うようになったそうです。
また、江戸時代には正月に使用された「ひし形」の餅や丸餅は、汁のない「包み雑煮」が
ひとつになって「花びら餅」言われていま

 

明治になって茶道の裏千家の初釜お菓子として親しまれるようになった。これまでは、長い間、
京都だけで食べられていました。が、今では、各地域にも広がっているそうです。
このような、美味しい風習はいつまでも続いてほしいですね!

▼【たねや】の菱はなびら

創業1872年、滋賀県の近江八幡が本店の「たねや」さん。「たねや」の、
白くつぶらな羽二重餅に、古代米の赤米を使った菱餅を重ね、みそ餡と押し鮎のかわりに
ゴボウを包んだ「菱はなびら」です。

 

近江で育てた、地元の「滋賀羽二重糯(もち米)」を使い、ねばりや伸びが力強くコシのある
やわらかい羽二重餅が特徴です。


・商品名:菱はなびら


・販売価格:3個入り1,080円(税込)、6個入 2,160円(税込)


販売期間: 1月初旬まで


・販売公式ホームページ:菱はなびら|季節菓子|たねやのお菓子 | たねや 

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