ピーマン 

今では夏野菜の代表の一つでありますが、ピーマンは野菜の中でも栄養価が高く栄養効果、
効能が凄いとの研究の結果が分かりました。ピーマンは大人も子供も苦手な方が多いと思います
が。苦手な理由を聞いてみると『苦みが強くて食べられない』言うのがほとんどだそうです。

  
ピーマンの旬は7月~8月の夏野菜です。国内の生産地は茨城県が最も多く、続くのは宮崎県と
高知県、東北と北海道などが生産地です。ピーマンの夏の暑さに急激な冷房や冷たい飲料水で
お腹を痛めたり、冷やしすぎで胃の痛みや食欲不振。消化不良を改善します。

▼注目の栄養素と、その効能!

ピーマンはビタミン類を多く含んでいる野菜です。なかでもビタミンCは免疫力を高めて
抗酸化力を強化します、またビタミンCは加熱しても潰れないビタミンです。また顔やカラダの
ソバカスやシミを防ぐことで女性には強い味方です、

 

夏バテ対策にビタミンB1、B2が効果的に疲れを解消してくれます。夏に弱い方は、ぜひ
ビーマンを積極的に食べましょう。ビタミンB群は加熱に強く炒め料理にピーマンは最適です。
豚肉と炒めると効果が絶大です。ぜひ試してみてください。

 

ビタミンEは視力良いと言われています。夏の強い日差しに目がおかしいと思ったらすぐに
赤ピーマンを食べましょう。赤ピーマンが一番ビタミンEが多く含まれているそうです。
ぜひ試して見てください。その他の栄養は、鉄、カルシウム、血行を良くします。

ズッキーニ

ズッキーニは、一見キュウリの仲間のような形をしていますが、メキシコ原産の野菜です。
ウリ科のカボチャの仲間で「ぺポカボチャ」に分類されています。カボチャと同様に豊富な
栄養を含んでいます。形はキュウリと似た細長い物や丸い形や、ひょうたん型の物もあります。

 

色も緑の物や黄色いもなどありますが、形や色が変わっても栄養価はほとんど変わらないと
言われています。夏が旬のズッキーニは夏バテ防止の食材であり、栄養価が高くしかも
美味しくて調理も簡単でしやすい、人気の食材であります。

▼注目の栄養素と、その効能!

強い抗酸化力をもっているβカロテンはカラダの中に入ると必要な分だけビタミンAに
変換されます。抗酸化力はもちろんのこと、皮膚や喉、口や鼻などの粘膜を強化してくれます。
また、ビタミンCは肌の状態を修正、鉄分の吸収を助けてくれ、貧血の防止をしてくれる。

 

ビタミンB群には、炭水化物をエネルギーに変換するのを助ける「ビタミンB1」を始め細胞の
新陳代謝を促進する「ビタミンB2」。アレルギーの防止効果のあるタンパク質の代謝促進を
する「ビタミンB6」。細胞や赤血球を作る重要な「葉酸」、キャベツと同じくらの食物繊維や
お酒の飲み過ぎに、アルコールを分解してくれる「ナイアシン」など栄養満点です。

きゅうり

世界で一番栄養ない果実として、ギネスブックで紹介されているキュウリですが、そんな
ことはありません。キュウリはカロリーがとても低く、コレステロールを抑制します。女性には
嬉しいダイエット食品として最適な野菜です。またキュウリと言えば「ぬか漬け」です。

 

ぬか漬けにするとカリウムは3倍に増えます。また、ぬかのビタミンB1がプラスされて疲労
回復の効果も高まり、しかも発酵食品ですので、乳酸菌も取れてお腹も元気にしてくれる、
栄養がないどころか、カラダに良い野菜に変身します。塩分のとりすぎには注意!

 ▼注目の栄養素と、その効能!

夏野菜に共通しているのは野菜にたっぷりと含まれている水分の粒子が細かく、毛細血管を
通り抜けることができるほどの水分と言うことです。そのためカラダの隅々まで栄養がいき
わたりますので、血液の流れも良くなり、カラダ全身の機能が活発になります。

 

また、βカロテン、ビタミンC、カリウムを含むのはスイカやメロンと同じウリ科の果菜(野菜)
の特徴です。キュウリに多いのはカリウムです。カリウムは余分な塩分を排出してくれて、
顔やカラダのむくみやほてりを改善してくれます。

玉ねぎ

私たちのカラダを元気にしてくれる、おいしい食材です。しかもカラダに嬉しい栄養素が
いっぱい含まれています。多くの料理をおいしくしてくれる家庭には欠かせない玉ねぎですが
生の辛味は気と血を巡らし、胃の働きを元気にし,ドロドロになった血液を春の小川のように
サラサラに変えてくれ、生活習慣病を予防してくれます。

▼注目の栄養素と、その効能!

玉ねぎはカラダの中を流れる血液が詰まったり、ドロドロになったりしたのを「硫化アリル」
が血液のドロドロになるのを防止してくれる働きがあり動脈硬化や血栓の予防をしてくれます。
玉ねぎを切った時に涙出ることあります、硫化アリル刺激によるものです。

 

この硫化アリルは玉ねぎの辛味の元になっているツンとした臭い元でもある成分です。玉ねぎの
他にもニンニクやニラ、ネギなどのユリ科の野菜に多く含まれています。「アリシン」と言う
成分があります。この成分は玉ねぎを切ったり、すり下ろしたりすると細胞が破壊されると
「アリシン」が生成されます。

 

この「アリシン」には抗酸化作用と殺菌作用があります、さらに血流を改善する効果があり、
血液をサラサラにする効果があります。つまりカラダの中の血流川の流れをスムーズに流して
くれるのです。血栓などの生活習慣病を予防、改善してくれるのです。

 

その他にもポリフェノールの一種である「ケルセン」は強い抗酸化作用があり動脈硬化や生活
習慣病の予防やアンチエイジングにも効果ができると言われています。また、カラダのむくみを
予防改善する、カリウムがあります。体内の水分と塩分を調節してくれます。

なす

「なす」は夏を代表する野菜の一つですが旬は6月から9月と言われていますが「秋ナスは
嫁に食わすな!」
と言うように、誰でも知っていることわざ通り秋真っ盛りの実が引き締まり
熟れた時期
が一番おいしい時期だと思います。「なす」の種類は国内だけでも180種類以上
あると言われています。今では1年中安定した価格で食卓に届きます。 

▼注目の栄養素と、その効能! 

「なす」の栄養分ですが、約94%が水分で作られています後は糖質ですが!つまり「なす」
水分と糖分で出来ている野菜と言えます。特にこれがと言う栄養素がある訳ではありませんが、
有名なのは「ナスニン」です。「なす」の濃い紫色の色素で、ポリフェノールの一種です。

 

またナスニンには抗酸化作用があり、有害な成分である活性酸素を減少してくれます。
活性酸素が原因で免疫力の低下や老化の進行をナスニンの働きによって防止してくれます。
さらに、抗酸化によって肌の老化やシミ、シワを防止してくれます。

 

ナスニンにはコレステロール値を下げる働きがあり、生活習慣病の予防なども期待されます。
さらにナスニンには血液をサラサラにする作用があります。カラダの隅々まで血液を送り、
健康な体を支えてくれます。食欲不振や胃もたれの解消やカラダの熱を冷まして、のぼせや
ほてりを改善してくれます。利尿作用により、むくみを解消をしてくれます。

しじみ

お酒のみの人には忘れられない「しじみのみそ汁」飲み過ぎた翌日は二日酔いを解消してくれ、
何といっても「しじみのみそ汁」のおいしさです。しじみは昔から肝臓に良いとされています。
アミノ酸の一種である「オルニチン」は「遊離アミノ酸」と呼ばれるアミノ酸のことです。

 

このアミノ酸は体内でアンモニアなどの解毒などをし、肝臓の働きを助けて、疲労回復効果など
が期待されています。「しじみのみそ汁」が2日酔いに良いと言われるのは、「オルニチン」
とおなじ、アミノ酸である「アラニン」が肝臓のアルコールの分解を助ける酵素です。

▼注目の栄養素と、その効能!

 「しじみ」には2日良いだけでなく、カラダの熱を冷ましたり、解毒作用もあり、余分な水分を
排出させます。また「しじみ」には旨味成分として「コハク酸」を沢山含んでいますが
「コハク酸」以外のアミノ酸も多く、旨味を助けてくれています。

 

「しじみ」には多くの鉄分が含まれています。その鉄分の吸収を促すビタミンB12が沢山
含まれていますので、貧血を予防します。女性には嬉しい食材です。さらにビタミンB12
肝機能を高める働きがあり、しじみには肝臓にとって有効な栄養分がたくさん含まれています。

いんげん豆 

いんげんは江戸時代の中期に中国からはいってきたと言われていますが、定かではありません。
いんげんは成長が早く春に種をまいて夏に収穫できます。6月~9月の旬の時までに、
3回収穫することができますので三度豆とも呼ばれています。

 

風邪の回復期や体力が落ちてていると感じたとき、体力を回復させたい時に食べると効果が
あります。また、食欲不振の時や便秘や下痢の時には腸内環境を改善してくれます。
また、胃腸の働き健康にしてくれます。※生食は不可です。

▼注目の栄養素と、その効能!

いんげんをはじめ豆類には食物繊維が豊富に含まれていますので、毎日の食卓に工夫し豆類を
プラスすることで便秘解消に役だち、ダイエットにも効果を発揮します。また緑黄色野菜である
「いんげん」にはβカロテンが豊富に含まれています。免疫力を高める作用があります。

 

βカロテンはカラダの中でビタミンAに変換されますので、粘膜や皮膚・頭髪などの健康に
保ってくれます。さらに肺や喉の健康を守ってくれます。カリウムが体内の塩分を排出して
くれる働きがあり、カラダのむくみを緩和してくれます。

 

特に妊婦になるとホルモンバランスが崩れ、むくみが悪化しやすいので積極的に豆類を
食べましょう。また妊婦高血圧症候群などでむくみが生じる場合があり、妊婦さんは薬を飲む
ことができませんので、食事で上手くコントロールしましょう。

トマト

トマトには、抗酸化作用があるカロテンやリコピンなど栄養素が多く含まれており、健康食品
として知られています。医師関係の調査で、医師を対象に、医師が健康のため積極的に食べて
いる食品は
とアンケートを取ったころ、1位はトマト・2位がヨーグルト・3位が納豆だった。

 

西洋では旨味成分であるグルタミン含むトマトをダシとして使用する料理が多いのに比べて、
日本ではトマトは生で食べることが多い。ケチャップなどの調味料は常に食卓にあります。
イタリアやギリシャでは火を通して、ソースにして食べるのが多いそうです。

▼注目の栄養素と、その効能!

リコピン(カロテノイド)の抗酸化力はビタミンEの100倍あると言われています、
このリコピンは老化や生活習慣病の原因となる活性酸素を取り除いてくれます。リコピンは
熱に強いので、ソースにするとカラダに吸収しやすくなります。

 

トマトは他の野菜より糖度が高く、ビタミンA・Cを豊富に含んでいます。ビタミンA.は
血行を促進させ、肌にうるおいを、ビタミンCは皮膚や血管を丈夫にしシミやソバカスを
防いでくれ、女性には嬉しい食材です。

 

まさに、『トマトが赤くなると医者が青くなる』ですね!欧州の「ことわざ」です。
また、カリウムも多く含まれており、体内の余分な塩分を排出してくれ、血圧を下げる効果が
あります。高血圧の予防をしてくれます。

ひじき

日本は昔から海藻を食べている数少ない国の一つであり、消費量も多い。体質的にも海藻の
消化に優れている国である。「ひじき」は北海道の南部から九州まで広い範囲で収穫されて
います、収穫時期は春先です。

 

この時期を逃すと葉が固くなりすぎるために、春先に収穫して乾物として出荷されます。
味と香りは淡白で料理しやすいので、煮物料理など、多くの料理に広く使用されています。
しこりや、できものを柔らかくし、小さくします。老廃物を出して血圧をさげてくれます。

 

冷え性の人は生姜やお酢と一緒に食べると冷えが抑えられます。煮物や茹でる時には温性物や
生姜などを加えるとことで、ひじきの寒性が和らぎます。

▼注目の栄養素と、その効能!

「ひじき」には食物繊維が多く含まれており、腸内をきれいに掃除してくれて、便を作る
能登になりますので、食物繊維は毎食取るように心がけましょう。ひじきと同じように腸内
をきれいにしてくれる食材はアーモンド・ごぼう・アボガドなどがあります。

 

また、発酵食品も毎食取ると効果的です。納豆・味噌・キムチ・ヨーグルト・チーズなどの
発酵食品も腸内環境を良くしてくれます。また、働く女性の約8割がマグネシウム不足と言う
データが報告されています。ひじきなどの海藻類は約9割が不足しているとの調査結果が
出ています。

もやし

スープやサラダにおいしい、シャキシャキとした食感のもやし、和洋中に、様々の料理に主役に
わき役に、アクセントにどんな料理にも合う、便利でおいしい食材です。室内で人工発芽
させれため、季節はは関係なく1年中店頭にあり、価格も安定しておりしかも安い
消費者には嬉しい食材です。

 

 もやしには、「豆もやし」「豆もやし」が中心ですが「ブラックマッぺ」と言う豆を発芽
させたものも売られています。もやしはヘルシーなので、日々の食卓に取り入れたい食材です。
もやしは発芽によって、ビタミンC含有量が増えます。

▼注目の栄養素と、その効能!

もやしは発芽部分は消化酸素、ジアスターゼを含み、胃腸の働きを整えることができると
思いますが、ジアスターゼは熱に弱いの特徴です。もやしは鮮度が落ちやすく、特に
ビタミンCの目減りが早いので買ったら、出来るだけ早く調理しましょう。

 

熱を冷ます効果がありますので、炎症ハレなどを抑えてくれます。喉の渇きや下痢、むくみや
発熱を和らげてくれます。栄養素は少ないですが「葉酸」は細胞の増殖に必要な栄養素です。
抗酸化作用があるビタミンEなどがあり、また水溶性と不溶性の食物繊維も含まれています。