「そば」は女性の味方、血圧を下げ太らない!

 

相変わらず、女性に人気のダイエット食品群。ただ以外と知られていないのが『そば』の
健康効果、そばに含まれている『ビタミンP』(ヘスペリジン)が豊富に含まれています
ビタミンPは更年期障害の症状である『ほてりと血圧上がりやすく、太りやすい』を防ぐ。

 

ビタミンPは柑橘系の果物にも多く含まれていますが、果物に比べて『そば』は太らない
食材です。しかも血圧を下げる効果もあり、更年期の女性の強力な味方なのです。

特に更年期になると太りやすく、血圧が上がりやすいため注意が必要です。

ルチンは水に溶けやすいので、そば湯に多く含まれている!

 また『そば』にはポリフェノールの一種である『ルチン』が豊富に含まれています。
『ルチン』は穀物の中では『そば』だけに含まれているポリフェノールです。
この、ポリフェノールは抗酸化物質ですのでカラダの中の活性酸素を取り除いてくれます

 

ルチンも血圧を下げる効果もあり、脳の活性化などがあります。さらに、ビタミンPと
ルチンが若返りに欠かせないビタミンCの吸収を助ける働きがあります。そのために、
そばと一緒にイチゴ、オレンジ、キウイ、の果物、ホウレン草、カボチャ、ミニトマトなどと
食べるとより効果的です。

 

ルチンは、そばの実の殻に近い部分ほど多く含まれているため、白いそばより黒く濃い
そばの方がよりルチンを多く含んでいることなります。ルチンは水に溶けやすいので
湯でている間に、ゆで汁に溶け込んでしまいます。そのため、そば湯を飲むのは正解なのです。

更年期の女性が食べたくなる『ざるそば』なぜなの?

なぜ、ざるそばなのか、更年期障害になるとカラダがほてりますので、温かいかけそばより
「冷たいそば」がほしくなるのです。1日1回なら毎日食べても問題ないそうです。
そばだけでは、栄養が偏ってしまいますのでプラス肉や魚と一緒に食べれば問題ないようです。

 

高血圧、脳梗塞、心筋梗塞などの病気の予防

老化によって弾力がなくなった血管を『ルチン』が修復してくれます。さらに血管内の
悪玉コレストロールを取り除き血流を良くし、血圧を下げてくれる効果があります。
血流が良くなれば心筋梗塞や脳梗塞の予防につながります。

大根おろしそばの効果!

『ざるそば』に次いで人気なそばが『大根おろしそば』です。大根にはビタミンCが多く含まれ
います。そのビタミンCをルチンが吸収しやすくしてくれますので、そばだけを食べた
時より、
大根おろしが血液の流れをよりスムーズに流してくれます。

 

大根おろしのビタミンCは、おろしてから時間が経つとともに減少していきますので、
おろしたてを食べるようにしましょう。すだちもビタミンCがあるので試してみてください。

ワカメそばで便秘の解消!

そばの食物繊維は水に溶けにくい、食物繊維です。さらに、白米ご飯やうどんの2倍以上も
はいっています。腸の中で便が水分を吸収して膨張するため、腸を刺激して
便を押し出す動きが活発になり、便秘を解消してくれます。

 

ワカメの食物繊維は水溶性ですので、水に溶けやすいので、そばの不溶性食物繊維と両方とる
ことで、より便秘解消の効果が期待できます。水溶性食物繊維は腸に入ると便をゼリーのように
柔らかくする特徴があり、より腸の通りを良くしてくれます。

免疫力を良くしてくれる『なめこそば』

カラダにウイルスや細菌が入ってくると免疫細胞が退治してくれるのですが不規則な
だらしのない生活や偏った食生活をしていると免疫細胞も弱ってきます。そのためカラダも
弱くなり病気になり易くなってしまいます。

 

その弱ってしまった細胞を『そばのLPS』が免疫細胞の働きを活性化してくれるのです。
その免疫力をさらに良くしてくれるのが『なめこそば』に含まれているβグルカンです。
LPSとβグルカンが一緒になるとそばだけ食べた時より免疫細胞が2倍になるのです

※なめこ以外のシイタケ、シメジ、マイタケなど他のキノコでも同じ効果があるそうです。